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カエテンジョイとカエテングラフの違い、レビュー(kaetenWP-JOY、kaetenGraph、kaetenWP、ワードプレスのテーマ)

kaetenシリーズは、アフィリエイト界隈ではレジェンドとして名の知れているクリエイティブプランニングの坂井英晃さんが制作・販売しているワードプレスのテンプレートです。

 

kaetenシリーズには

 

「カエテンジョイ(kaetenWP-JOY)」

「カエテングラフ(kaetenGraph)」

 

という2種類のワードプレス用テンプレートが販売されています。

 

【kaetenシリーズの詳細ページ】※PR

 

「カエテングラフ(kaetenGraph)」

https://kaeten.com/wp/kaetengraph/

 

「カエテンジョイ(kaetenWP-JOY)」

http://kaeten-wp.com/joy/

 

 

お気づきかと思いますが、当サイトは「カエテンジョイ(kaetenWP-JOY)」で作成しています。

 

当サイトの筆者は、カエテンジョイを2016年に購入して以来使い続けていて、2024年の今もWordPressのテンプレはほぼこれ1本のみ、ヘビーユーザーといってよいと思います。

 

他にもWPのテンプレはいろいろあるけど、もうこれ1本で十分と思っています。

(自分のサイト作成のスタイルには合っている、という意味です)

 

kaetenシリーズには「カエテンジョイ無料ブログSEOテンプレート」という無料ブログ用のものもあった、というか、kaetenシリーズの出発点はむしろそこなのですが、残念ですがこの2024年5月に販売終了となっています・・・。

 

 

さて、ところで・・・

 

このWordPress向けのkaetenの2種類のうち、どっちを買うべきなのか?と迷ってしまう人も多いのでは、と思いましてこの記事を書いています。

 

それぞれの販売ページ(ランディングページ)を見ても、わかったような、わからないような・・・はっきり区別がつかないような感じだと思います。

(そうなっている理由というか背景があると思います)

 

また、graphのほうがちょっと値段が高かったりして「その差は何?」と、気になってしまいますよね。

 

以下、「カエテンジョイ(kaetenWP-JOY)」と「カエテングラフ(kaetenGraph)」の違いについて、長年使ってのレビューを混じえつつ解説します。

 

 

目次

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カエテンジョイ(kaetenWP-JOY)とカエテングラフ(kaetenGraph)の違いと共通点とは?

【JOYとGraphの違い】

  • 「Graph」のほうが機能的に「ファーストルックを重視
     ※スマホ利用者を意識
  • 「Graph」の料金のほうが、やや高い

 

【JOYとGraphの共通点】

  • 文字SEO重視(アフィリエイト向き)
  • シンプルな機能
  • どちらも格安
  • 買い切り(長期的なアップデートが期待できる)
  • 自メディアなら複数利用可

 

カエテンジョイ(kaetenWP-JOY)とカエテングラフ(kaetenGraph)の違いと共通点について、ザッと箇条書きにしてみました。

 

まず2つの「違い」について解説しますが・・・

 

「Graph」のほうが機能的に「ファーストルックを重視」、スマホ向けを意識している、みたいに書きました。

 

シンプルにいえば、要するに画像とか動画を使って、手のひらサイズの画面であってもより視覚に訴える、別の言い方をすれば、パッと見で伝えたいことがわかる、というサイトやページが作りやすい、という機能がつけられている、ということです。

「カエテングラフ(kaetenGraph)」には「トップページコンテンツ機能」というものがつけられています。

 

たとえば、販売や紹介する商品が決まっているのであれば、カエテングラフ(kaetenGraph)を買ったほうがいいかも知れません。

 

トップページからガンガンに、その商品の魅力を画像やビジュアルで魅せたいのなら、Graphのほうが機能的に適していると思います。

 

あるいは、オウンドメディアを作り上げていくのであれば、ブランディングに直結するデザイン表現機能が“やや充実しているGraph”を購入することをおすすめします。

 

ただし、アフィリエイト手法として、文章ベースでSEO的に多ページ展開しつつドメイン強化を図って、で、伸びてきたページのみをデザイン的に充実させて・・・ということなら、カエテンジョイ(kaetenWP-JOY)で十分だと思います。

 

自分でプラグインなど追加すればデザイン的な部分も十分に補えるわけです。
(その意味で、WPについてのスキルは少し必要かも)

 


 

ところで、この二言目にはUX、というUX流行りの時代で、特に若い人や、もうパソコンは使わない人からすると、「ファーストルックを重視」、スマホ向けを意識している、とか聞いても

 

なに言ってるの?

サイトってそういうものじゃないの?(あたりまえ!)

 

とか思うかもしれません。

 

もうそういう時代ですよね。

 

もう少しすれば、ネットサーフィンなんかでもVRが当たり前になるかも知れないですしね。

 

で。

 

カエテンシリーズというものを理解していただくには、ひょっとするとその生い立ちから説明したほうがわかりやすいかも知れません。

 

上記しましたが、カエテンシリーズのそもそもの出発点は、FC2ブログなどの無料ブログ(Seesaa・さくら・So-net・FC2・Livedoor・忍者ブログ)のデフォルトのテンプレートを差し替えて使えるテンプレートとして誕生したわけです。

 

むかしのアフィリエイト手法としては、無料ブログを使ってサイトやブログを量産するスタイルが流行していました。まだまだサイトとはhtmlが主流であった時代です。

 

そして、テキストSEO全盛、数撃ちゃ当たる、の時代でありました。

 

が、実は無料ブログのデフォルトのテンプレートはSEO対策がなされておらず、SEO的には不利、という中で、カエテンジョイというSEO対策が施されたテンプレート商品が開発されたわけです。

(バックリンクの発信元としての無料ブログ、も重宝していたのですが、それにしても強さがあるに越したことはない)

 

で、その後、htmlよりもSEO的に有利と言われる動的なWordPressが普及しはじめ、独自ドメイン(新規や中古)の利用も普及し、一方で無料ブログによるアフィリエイトについて限界が見えてきて、無料ブログ向けのカエテンジョイのWP版として「カエテンジョイ(kaetenWP-JOY)」が登場したわけです。

 

WordPressの普及のし始めの頃は、WPの初期設置が複雑でハードルが高かったのですが、徐々にレンタルサーバー側でWordPressの自動インストールのサービスを行い始めて・・・

 

初期設定が楽になったらば、次は見た目のデザインがなんとかならないか?テンプレートによってバラツキのある機能性について、もう少し管理しやすいものはないか?

 

とそんな中で、アフィリエイター向けに賢威とかAFFINGERとかkaetenとかのいろんなデザインテンプレートが開発されてきたわけです。

 

SEO的に、同じテンプレを使うとよろしくない、という都市伝説っぽい情報もあり、複数のテンプレ(htmlやWPや)を使いこなすアフィリエイターも多かったと思います。バックリンク用サイトとキャッシュポイントになるメインサイトとの区別をつけよう、というニーズも広がったり。

 

で、その頃はまだサイト訪問者がPC利用の割合が多かったのですが、その後、スマホが爆発的に普及し、情報の伝え方も圧倒的に手のひらサイズ前提に変化することとなりました。

 

今でこそあたり前となっていますが、PC向けに作ったサイトをスマホ閲覧しやすいように自動でデザインを変えてくれる「レスポンシブル対応」なんて言葉が存在感を持っていた頃の話です。

 

PC用サイトの見た目、を、スマホ用の見た目に変換する、って・・・

今では、この考え方すら廃盤となっているわけですね。

 

つまり、カエテンシリーズはいろんな過渡期に開発され、販売されたテンプレート商品、と言ってもよいでしょう。

 

無料ブログ用のカエテンジョイの次に開発されたのが「カエテンジョイ(kaetenWP-JOY)」です。

が、その開発コンセプトとしては、無料ブログ or htmlからのWordPress時代への変化に対応するための商品といっていいと思います。

 

あくまで、ユーザー側がPC利用が主流、またグーグルのサイトの個別評価もテキスト・コンテンツがメインだった背景がありました。

 

で、今、です。

 

スマホユーザーが圧倒的割合を占めるに至った今、これは言い換えると、パッと見のファーストルックでサイト訪問者をつかまえなければならない時代になったわけで、もはや“レスポンシブル”なんて悠長なことをいっている場合ではなく、そのパッと見に堪えうるようなデザインでサイト作成しやすいテンプレートが必要になったわけです。

次に開発されたのが「カエテングラフ(kaetenGraph)」、というわけです。

 


ひとつ注釈的に語るとすると。

 

作者さんの作っておられるランディングページ(商品紹介ページ)は、「カエテンジョイ(kaetenWP-JOY)」では、以前の無料ブログ版のカエテンジョイの存在を前提に語っておられて、「カエテングラフ(kaetenGraph)」の商品解説ページも「カエテンジョイ(kaetenWP-JOY)」のものを流用し、またそれとの比較で語っているので、そんなこんなで、カエテンというテンプレートの、現在の立ち位置というか、今日的な価値がちょっと伝わりにくくなっているんじゃないかな~、だからどっちを買っていいか迷う人がでてくるんだろう、とわたしは考えています。


 

ただ、このような過去からの開発の流れがあるからといって、また、商品紹介ページにおいて古い開発コンセプトを垣間見せているからといって、カエテンシリーズは古いのか?価値がないか?というと決してそんなことはないと思います。

 

カエテンシリーズは、発売以来、数限りなく最新の利用スタイルやWordPressのバージョンアップに堪えうるように機能改善の手が加えられ続けています。

 

例えば、この記事を書いているのが2024年5月下旬ですが、「カエテンジョイ(kaetenWP-JOY)」では、直近のバージョンアップは2024年3月、その前が2023年11月となっています。

 

今までに何枚もの有料テンプレやツールを購入してきて思いますが、長年にわたってひとつのアイテムやツールをずっとバージョンアップし続けてくれる作者さんは、ほんとうに少ないと思います。

 

売りっぱなしでトンズラしてしまう作者さんも普通にいる業界です。

 

私でいえば「カエテンジョイ(kaetenWP-JOY)」の2016年の購入以来、ずっと見ていますが、ざっくり毎年3~5回程度のバージョンアップがされ続けていると思います。

もちろん買い切りなので、これには費用はかかりません。

この間、WordPressのバージョンアップは頻繁ですし、phpんなんかもバージョンアップしていきますし、もちろんセキュリティの心配などはドンドン高まっています。

 

また古いテンプレを使っているとページの表示速度に影響が出ますので、やはり最新のWordPressと、それにチューンされたテンプレという組み合わせは必須なわけです。

 

そんな中で、常にこのテンプレートを最新状況を維持してくれている作者さんには、正直言ってとても感謝しています。

 

WordPressって、htmlのサイトと比較して、圧倒的にバージョンアップやセキュリティ対応の手間や時間を取られるんですね。タイム・イズ・マネー、なわけです。

 

つまり、カエテンシリーズには、サイトorブログの作成ツールとして、現環境下においても十分使える基礎機能がしっかりと盛り込まれている、時代の波や変化にもしっかり対応できるつくりとなっている、といってよいと思います。

 

現に筆者も「カエテンジョイ(kaetenWP-JOY)」を使って、2024年の今も稼ぎ続けている次第です。

 

 

カエテンジョイ(kaetenWP-JOY)とカエテングラフ(kaetenGraph)の今日的価値とは?

【カエテン・シリーズの価値とは?】

 

  • 機能的に、シンプルである
  • 制作者さんがバージョンや改良をサボらない
  • 自分所有の複数サイト(ブログ)で利用できる
  • の割に、安い!安すぎる!

 

 

カエテン・シリーズのユーザーとして、カエテンジョイ(kaetenWP-JOY)とカエテングラフ(kaetenGraph)の今日的価値とは?というテーマで書いておきたいと思います。

 

これまでWordPressのいろんなテンプレートを使ってきて思うのですが・・・。

 

新しいテンプレートを買い込むたびに、機能のカスタマイズ設定の見た目とか配置とか、が大きく変わるわけです。

 

正直、これら設定を、理解して、覚えて、使い込む(マニュアル見ずに済むようになる)、という「手間」というか「時間」というか「労力」というか。

 

年齢的に上がってくると、ほんとにこういうことが精神を削ってくるわけです。

 

そんなことをしている合間に、新しいサイトを作ったり、記事を書くことに時間を割きたいわけです。本末転倒もいいところ、と。

 

ということで、ある時期から筆者はWordPressのサイト(ブログ)を作る際には、もうカエテンしか使わないようになっています。

 

カスタマイズ設定や管理画面がとても使いやすいです。

(慣れてしまっているから言えることだとは思います)

 

もちろん、テンプレに求める機能の水準が下がるわけではありません。

 

最低限の機能が充実していることが必要であり、その点、カエテンは必要十分であり、かつ、その上の必要性があれば、プラグインなどをアドオンすればいいだけです。

また極論すれば、サイトなんて画像の盛り込み方次第で見た目はどうにでもなりますので、レンタル画像サービスを利用するだけの話だと思います。

 

特に、余計なデザイン性などは最小限で済むドメイン自体を強化していくサイト立ち上げの初期から中期(ページ数の拡張が必要な時期)にはとても機能すると思います。

 

これらの意味で、カエテンのシンプルな機能性は、とても助かるというか、魅力的な点であると思います。

 

で、しかも格安なわけです。

 

そして、すでに上記していますから詳しくは書きませんが、カエテン制作者の坂井さんは、あたかもライフワークであるかのようにカエテンシリーズのバージョンアップを続けてくださっています。

 

個人的には坂井さんには、無料ブログテンプレートで有名なcocoonの「わいひら」さんと似たものを感じています。

 

※cocoonの開発は「わいひら」さんのままですが、事業としてはエックスサーバーに譲渡されています。

 

わいひらさんも事業譲渡していらっしゃいますが、やはりひとつのツールを時々のインフラに合わせて維持させていくって本当に大変なことなんだと思います。(ましてや、わいひらさんは寝たきりの状態で開発を続けているわけですね)

 

筆者は、縁あってカエテンシリーズが気に入って使っていますが、有料の部分は、最低限の謝礼であり、逆に安すぎて申し訳ないと思っているところです。

 

つまりカエテン・シリーズは、かなり格安な料金、というか。

価値に対して、とても安い料金設定がなされているテンプレ商品だということが言いたいわけです。

 

※ちなみに、私はcocoonは使っていません。以前使おうとした際に、見た目でちょっとした感性の違いみたいなものを感じて常用には至りませんでした。今はまた全然違うかもしれませんが、当時は個人的にカエテンのほうが洗練されているように感じた次第です。

著名なトップアフィリエイターの中にもcocoonを推奨している人もいるのも事実ですね。まあ、わたしはわたし、という感じ。

 

あと、大事なことですが、あなたがもしアフィリエイターならば複数のサイト(ブログ)で利用できるテンプレートが必要となりますよね。

 

最近、いろんな有料テンプレートが登場する中で、ライセンス的に、1ライセンスあたり1サイト(ブログ)、というように制限を設けているものも見受けられますね。

 

これは、上記したとおり、ひとつのテンプレをずっと使えるように維持するのってとても大変なことなのでこういったbusinessになっていくのは当然のことだと思いますが、こっちもコストを考えなければならないので。

 

その意味で買い切りで自分所有の複数のサイト(ブログ)で利用できるWPテンプレというのは必須というか、非常にありがたい存在ですね。

 

で、その買い切り値段が非常に安いカエテン・シリーズ。

ここに価値あり!ということです。

 

 

カエテン・シリーズは買い切りか?安いのか?複数利用は?他のテンプレとの比較

 

 

 

 

 

カエテン・ジョイのデメリットとは?使っていて思うこと

 

このサイトも含めて実際にカエテン・ジョイを使っています。

 

デメリットいうか少々の不満としては、たとえば文章中でちょっと部分を区分けしたい時に使える「枠」や「フレーム」のデザイン的な選択肢が少ないかな~、という気がします。

 

カラフルなものなんかがもっと選べるといいな、と。

 

筆者がブロックを使わずに、相変わらずクラシックという以前のスタイルを使っているため、ブロック利用にすれば、ブロックごとの装飾は、テンプレによらずとも、WPデフォルトとしてデザイン選択肢は増えるのかもしれません。

 

ただ、頻繁に利用する「枠」や「フレーム」は、オリジナルで自分でプラグインなりに登録してしまえば済むことですね。

 

で、実際にそうして使っています。

 

買うときには「あれもできる」「これもできる」となりますが、実際に自分でサイトを作ったり記事を書いていると、使うものは決まってきてしまいますね。

 

いっぱいありすぎても、結局全然使わない機能となってしまう可能性大です。

はい、こんなのがある、と覚えるだけでも大変ですから。

 


 

さて、もうひとつ追記しておくと・・・

 

カエテンシリーズの口コミを拾っていたら、こんな意見もありました。

 

「カエテンはアップデートが頻繁なのでウザい」

 

はあ、なるほど~、と。

 

筆者の2016年の購入時の感覚ではなく、2024年時点での感覚としては、

 

「今どきアップデートが頻繁にないWordPressのテンプレートなんかは心配でとても使えない!」

 

というふうに思っています。

 

ワードプレス内に侵入され、改ざんされるぐらいならいいですが、知らないうちに詐欺メールの中堅地点になっていたりとか、で、責任を問われることになるという、そういうことがおこりうる時代です。

 

以前、個人的にまだセキュリティ意識が低かった頃、ワードプレスのパスワードを甘くしていたら、海外のテロ組織の名前で「白い騎士、参上!」的な書き込みをされたことがあります。

 

本当に怖い時代になっていると思います。

 

そんなこんなで、カエテン開発者の坂井さんには絶大なる信頼を持ってカエテンを使い続けている次第です。

 

ただ、思い起こしてみると・・・

 

私も以前はAFFINGERを使っていたのですが、こちらは忘れた頃にアップデートの知らせが入り、で、正直、会員ページが情報過多ぎみで自分に適した差し替えの方法がなかなか確信を持って選べないような状況があり、ものすごく疲弊する感じがあり、そんなこんなで、AFFINGERを使うのを止めた、という過去があります。

 

そんな中でカエテンに出会ったのですが、当初は、たしかにアップデートに伴うテンプレ差し替えも頻繁にあり、ウザいなあ、という思いを抱いた記憶があります。

 

ただし、カエテンのアップデート(テンプレ差し替え)については、頻繁にあることで、その方法を覚えてしまうので、あとは最新のソースをきちんと整理しておけばいいだけの話です。

 

そう、AFFINGERみたいにアップデートが忘れた頃にやってくると、バージョンがどうなっているのか?とか、なんちゃら版はこう、うんちゃら版はこう、一体どれでやればいいの?みたいなことにはならないので、もう、今は全然ストレスなく、利用している次第です。

 

いろんなテンプレを使いこなせるのは、若いうちというか、管理能力がしっかりしていないと、一体何に時間を使っているのか?みたいな状況に陥るわけです。

 

ということで、筆者のようにテンプレを絞り込んで使っていきたい人には、ぜひこのカエテン・シリーズはおすすめできると確信するわけです。

 

 

カエテン・シリーズはデザイン的に劣るのか?

 

ワードプレスのテンプレートで、デザイン性を売りにしているテンプレートが多々あります。

 

で、その販売ページやデモページをみると、ぽーっとしてしまうぐらい綺麗で美しい印象を持つんですが、正直言いますが、そこに貼り付ける画像が美しいんです、はい。

 

(よく販売ページを読んでいただくと、けっこういろんなテンプレが「画像はついていません」的な断り書きを書いているのが、なんというかわかり見な感じがします)

 

これは、自分でそのテンプレを使い始めてみて、記事とか書き始めてみて、初めて気がつくんです。

 

「ん?なんか楽しくない・・・」

 

「キレイって、要するに画像の有無じゃね?」

 

って。

 

キレイなサイトにしたかったら、豊富なフリー画像のサービスを購入するのとセットで考えなければならないです。

 

Shutterstockとか、写真ACとかをフル活用して、しゃれた写真を貼り付けるだけで、テンプレにかかわらず、キレイなサイトが出来上がるわけです。

 

記事を書くのと同じぐらい、画像選びがポイントとなるわけです。

それが印象と訴求ポイントとで協力して訪問者にアピールするわけですから。

 

まだ稼ぎが見えない作りはじめのサイト(ページ)に、この画像選びの労力かけますか?という話です。

 

資金があれば、先行投資として、バイトのライターさん使って最初から画像豊富にして、最初からコンテンツSEO的に勝っていく、という手法は当然ありますね。

 

その場合に、どのテンプレ使いますか?という話です。

 

(誤解なきように書いておきますが、テンプレは初期設定としてのちょっとした余白のバランスとか、そういった細部に開発者さんのセンスが出ると思っています。正直、そのセンスで全然印象が変わると思っています。

 

その点、筆者として偉そうに言わせていただければ、カエテンは十分に合格だと思います。てか、そう思ったからこそ選んでいます。てか、アクセスの増えてきたページをブラッシュアップする際に、そういった基礎のレベル感がないと後でテンプレを変えざるを得なくなります。てか、その時点で作業をやる気が無くなっちゃうかも。)

 

あと、もうひとつ書いておきたいのは・・・

 

デザインとして、あれができる、これができる、といろんなカスタマイズ機能や拡張ツールが盛り込まれたテンプレがありますが、現実的には、たとえばボタン的なものを作る際に、文字数が多くて2行にズレてしまったり、とか、提供されたものそのままで済むことってまず無いです。

 

結局、自分でCSSを改訂してみたりとか、手をかけざるを得ない場面が多々出てきます。

逆に、初期設定がじゃまになることすらありがちです。

 

であれば、最初から決め打ちの「こんなことできますよ~」よりも、シンプルなのでお好きにカスタマイズしてくださいね~、のほうがありがたい、というのがいろんなテンプレ使ってきて思うところです。

 

その点、カエテン・シリーズは、後々に手をいれるにしても、少なくとも邪魔してくる感は少なく、比較的使いやすいテンプレだと思っています。

 

比較的、と言っているのは、カエテンなら絶対にいい!とか言うつもりはなく、どんなテンプレもカスタマイズが必要になるわけです。その労力度合いがどうなのか?ということになります。

 

それは、使う人の目的や利用スタイルによって異なってくるんだろうな、と思います。

 

後で損したくない、とりあえず買って損はしない、宝の持ち腐れにはならない、という実用的なテンプレをお探しなら、カエテン・シリーズはおすすめできると思っています。

 

 

カエテン・シリーズ購入をおすすめできる人、できない人

 

カエテン・シリーズ購入をおすすめできる人、できない人について、ざっくり書いておきます。

 

カエテン・シリーズ購入をおすすめできる人

  • シンプルなテンプレートが欲しい人(でもSEO対策などは求める)
  • 買い切りのテンプレートが欲しい人(複数サイトで利用できる)
  • 格安なWordPressテンプレが欲しい人
  • 継続的なメンテが期待できるテンプレが欲しい人(もちろん無料)
  • プラグインなども利用して自律的なカスタマイズができる人

 

カエテン・シリーズは、ジョイもグラフも、どちらも、そのまま使ってもいいですし、プラグインなどのカスタマイズが平気な人なら、更に使いやすいテンプレートだと思います。

 

で、まあ稼ぎに直結しないので、気にする人は少ないのかも知れませんが、軽ゼク的なメンテナンスが期待できる、というのは、今どきとってもありがたいテンプレだと思いますよ。

 

これだけをとっても、十分、おすすめする価値があると思います。

 

 

カエテン・シリーズ購入をおすすめできない人

  • 最新のユーザーニーズに合致したテンプレートが欲しい人
  • ソースからして独自性の欲しい人
  • 長期的な目線にたったオウンドメディア開発や企業サブドメインでのサイト開発に携わっている人
  • デザイン性に徹底的に拘りたい人
  • アピールすべき商品やサービスが決まっていて、ランディングページの充実が必須な人
  • アフィリエイトでリスティングやPPC広告、SNSからの誘導なども含めてトラッキングデータが欲しい人(AFFINGERとの比較)
  • サイトづくりにおいて画像や視覚効果について、記事と同様の重要性とかかる労力を理解している人

 

ちょっといろいろ書き散らかしましたが、たとえばAFFINGERならば、PPC広告でランディングページを多数設置して、キーワードとランディングページのマッチング分析やユーザー追跡とか、表現のABテストとかも頻繁に実施するのに長けているテンプレートです。

 

手作業でカエテンシリーズを、AFFINGERのようなPPC向け対応にカスタマイズするとなると、大変手間がかかることになります。というか、AFFINGERを追加購入したほうがコスパ・タイパよしということです。

 

またそもそもの開発が、ごく最近のテンプレと、10年前とはいいませんが数年以上前のテンプレとでは開発の視点や視野が異なっていると考えるべきでしょう(どこにその差が出るのかはわかりませんが)。ここは比べても仕方がないところだと思います。

 

カエテンシリーズは、依然として有効な記事蓄積ドメイン強化型、コンテンツSEOに適したテンプレと言えると思います。

 

そして、ビジュアル重視のコンテンツSEOにも十分対応できるテンプレ、といっていいと思います(他のテンプレ同様に画像さえ用意できれば)。

 

 

カエテンジョイ(kaetenWP-JOY)とカエテングラフ(kaetenGraph)、結局どっちを買えばいいのか?

 

「カエテンジョイ(kaetenWP-JOY)」と「カエテングラフ(kaetenGraph)」の違いについて解説してきましたが、結局どっちを買えばいいのか?についてまとめておきます。

 

アフィリエイト・サイト(ブログ)を初期から立ち上げて、SEO的に時間をかけて強化していく、的な方針があるのなら、安い方の「カエテンジョイ(kaetenWP-JOY)」で十分だと思います。

 

一方、この記事をお読みになっている貴方が、たとえば商品の販売者だったり、特定の商品・サービスを売り込みたい、ということであれば、いずれにしろその商品・サービスを売り込むためのランディング・ページは必須になりますので、その最短距離的なツールとしてなら「カエテングラフ(kaetenGraph)」の購入をおすすめします。

 

「カエテングラフ(kaetenGraph)」の方が、ランディングページ作成には適している可と思います。

 

ただし、「カエテンジョイ(kaetenWP-JOY)」ではランディングページが作れないかというと、決してそんなことはなく、普通に作成は可能だと思います。

 

むしろ決め打ちのデフォルト設定がない分、作業はしやすいかも知れません。と書きつつ、それだけのカスタマイズ・スキルや能力が求められることになります。

 

ご自分の目的にそって選んでもらえればと思います。

 

 

カエテン・シリーズはどこで買えるのか?

【kaetenシリーズの詳細ページ】※PR

 

「カエテングラフ(kaetenGraph)」

https://kaeten.com/wp/kaetengraph/

 

「カエテンジョイ(kaetenWP-JOY)」

http://kaeten-wp.com/joy/

 

 

カエテン・シリーズは情報商材販売大手のインフォトップの通販ページにて購入できます。

 

たぶんインフォトップからのみだと思います。

上記リンクからどうぞ。

 

 

まとめ:カエテンシリーズを使っていて思うこと。

 

最後に。

 

この記事の筆者も「カエテンジョイ(kaetenWP-JOY)」を2016年に購入して以来使い続けていて、2024年の今もWordPressのテンプレはほぼこれ1本のみです。

 

購入して以来、どうしてもわからないことがあって、不躾ながらサポート期間を過ぎたあとに制作者の坂井英晃さん宛に質問を投げてみたり、また「こうしたらよいのでは?」と提案してみたりで、付き合い的にはかなり長いといえば長いのですが(面識はもちろんないのですが笑)いつも丁寧に対応していただいたり、実際に開発の提案を採用していただいたこともあります。

 

もちろん、この間、数限りなくのアップデートを、買い切りにも関わらず対応し続けていて、その都度一斉配信頂いています。

 

要は、kaetenシリーズの「カエテンジョイ(kaetenWP-JOY)」も「カエテングラフ(kaetenGraph)」も、安心しておすすめできるテンプレートであると言えるわけです。