もしあなたが、自分は
- 経験豊富で成功実績も多い。
- 管理職も経験している。
- 海外駐在経験もある。
といったハイスペックなキャリアを持っているハイクラス人材ならば。
あるいはエグゼクティブなら。
若年層がやるような転職活動はやめておいたほうがいいでしょう。
ひと言、「もったいない!」。
その求人情報・・・正確には、その求人が求める要件=【枠】
その“枠”にはまり込むことは、あなたが大切に育ててきたキャリアのポテンシャルの発揮につながりますか?
エグゼクティブやハイスペック・ハイクラス・ハイスキルなあなたに合った転職とは?
まずは求人元の戦略を、社長やプロジェクト責任者の本人と会ってしっかり確認してみませんか?
転職しようとしている意識の段階にもよりますが、おすすめとしては転職エージェントやヘッドハンターとつながることです。
それも複数の。
【エグゼクティブ転職】ハイクラス・ハイスペック・ハイスキル人材の転職なら活用すべきは転職エージェント(ヘッドハンター)の一択
経験豊富で成功実績も多く、管理職も経験している、あるいは海外駐在経験もある、といったハイスペック・ハイクラスのキャリアを持っているアナタなら、その転職活動としては、できるだけ求人元のトップ層と近いところで活動できるスタイルをおすすめします。
今どき求人情報を得ることは簡単です。
リクナビNEXTに代表されるような、転職サイトに登録すれば、自分で大量の求人情報を検索したりすることができます。
うまく行けば、非公開案件の紹介ももらえます。
自分で調べられるレベルの求人なら、人事部経由の求人情報がほとんどで、望まれるスペックがはっきり決まっている場合が多いでしょう。
つまり、求職者みずから、その“型”にはまりにいくような動きにならざるを得ません。
この“型”にぴったりハマる事ができれば、それはそれで幸運なことだとは思います。
ただ言い換えると、その“型”にハマる人材なら、アナタでなくても構わないわけですね。
その“型”は、“一騎当千”なアナタが、得意の槍を思いっきり使いこなせるような場所でしょうか?
ひょっとして我慢することが多くなりはしませんか?
自分が本当に満足感のある転職活動を行うためには、できるだけ一次情報に接することです。
その意味では、一番いいのが、仕事の戦略を作って指揮している側の人間、つまり求人元の社長に会うこと、です。
社長という人種は常に人材を探しています。
人がほしい時には、仕事やプロジェクトありきの場合が多いと思いますが、人物を見て「ああ、この人ならあの件をお願いできるんじゃないだろうか?」といった発想もするのが社長という人種です。
そして、この社長に近いところから情報を仕入れてくるのが転職エージェントやヘッドハンターです。
社長本人ではなくても、役員クラスが、役員会議で言っちゃった手前、あのプロジェクトを進めなければならないけど社内に人材がいない、「いい人いない?」というようなこともあると思います。
実績のある転職エージェントやヘッドハンターは、普段から社長や役員クラスと食事をしたり、飲みに行ったりしていて、社長の人柄や、口には出さなくてもなんとなく気に入られるタイプの人材が理解できていたりします。
人事部発のレベルの求人なら、いろんな部署の現場ニーズを受けて、最終的には社長の決裁を得ることにはなりますが、その求人は社長や役員の渇望と直結しているわけではないでしょう。
自他共認めるハイスペック・ハイクラス人材のアナタなら、社長や役員の期待に応えてみたい、といった気持ちもあるのではないでしょうか?
ただ、家族もいるのであれば、転職に際してはあまり冒険もできませんね。
“型”にきれいにハマってみせるのもハイスペックなアナタならでは、とも言えます。
そういう場合は、ハイスペックから若年層向けの求人まで幅広い求人情報を取り揃えている転職エージェントとつながる、という手もあります。
その意味でオススメなのは、業界最大手の「リクルートエージェント」です。
転職活動が終わった後に、「こんな求人もあったの?」みたいな公開をするのも嫌ですね。
初期の転職活動で、できるだけ漏れの無いように活動を進めたいなら「リクルートエージェント」に登録して活動をすすめるという手もあります。
いろんなタイプの求人を得られますし、もちろんVIPな対応もしてもらえます。
上で触れたJACの“濃さ”とリクルートエージェントの“幅広さ”をセットで使う、というのが漏れのない転職活動の進め方かも知れません。
【エグゼクティブ転職】ハイクラス・ハイスペック・ハイスキル人材を得意とする11の転職支援サービス
ハイスペック・ハイクラス人材を得意とする転職サービスを7つほどリストアップしてみました。
もちろんこれら以外にも、ある程度以上の規模であれば、必ずハイクラス人材向けのサービスは用意されているものです。
なぜなら、率直に書いてしまいますが、転職エージェントもやヘッドハンターからすれば、アナタのようなハイスペック人材を紹介できれば、その報酬は膨大だからです。
では1社ずつ紹介しますね。
1.JAC
ハイクラス人材の転職なら、まずはJACに登録することをおすすめします。
JACとは?
東証一部上場の株式会社ジェイエイシーリクルートメントが提供する【JAC Recruitment】という転職エージェント、人材紹介サービスです。
JACの得意分野は、ハイスペック、ハイクラスもそうですが、むしろ一番の強みはグローバル対応ですね。
外資系や海外転職を希望している人は、ぜひ利用をおすすめします。
沿革ですが1988年よりサービス開始、外資系企業や海外進出企業などに際しての人材ニーズに強みがあります。
体制としては、総勢400名のコンサルタントで、それぞれの業界・職種に精通した転職のプロフェッショナルにサポートしてもらえます。
JAC Recruitmentを利用して転職した人の多くは30歳以上とのこと、これを聞くと意外に若いな、という気もしますね。
(逆に、若年層でも遠慮なく使って欲しい転職エージェントです)
管理部門(経理、人事、総務等)や営業職、または業界スペシャリストやエンジニアとして豊かな経験を備えた人には、何はともあれ登録してほしいです。
2.ビズリーチ
ビズリーチは最近、積極的にTVCMなど広告を積極的に打っているので目にしたこともある人は少なくないと思います。
ビズリーチは転職エージェントとしての人材サービスではありません。
会員になると、同社サイト内でハイクラス人材、ハイスペック人材向けの求人情報を調べて、応募することができます。
転職エージェントを使うということは、ちょっと受け身な転職活動になるわけですが、ビズリーチやリクナビNEXTのような転職サイトでは、自分で求人情報を調べられるので、ちょっと能動的な感じもありますね。
ただし、ビズリーチには、独立系の転職エージェントやヘッドハンターも登録していて、気になる人材にはそういったヘッドハンターたちから直接スカウトが入る機能もあります。
社長などと懇意にしているヘッドハンターが、ビズリーチを通じて、独自に保有している求人案件とマッチする人材を常に探しているわけですね。
ビズリーチなら、自分からの能動的なリサーチ活動とスカウトを受けるとい受動的な活動と、両方のメリットを享受できるという人材サービスなわけです。
無料登録だけでなく、有料登録のサービスもあります。
有料なら得られる情報や機能も異なってきます。
自分でとことん可能性を拾ってみたい人には、ビズリーチはオススメなサービスです。
3.リクルートエージェント
リクルートエージェントは、規模で言えば、転職エージェント業界の圧倒的最大手、ガリバーと言っていいと思います。
規模とカバーする業界の範囲が違います。
上のJACやビズリーチはどちらかといえばハイクラス求人に特化している面もありますが、リクルートエージェントなら若年層向けの求人も含めて非常に幅広くカバーしている人材紹介サービスと言えます。
広く薄くなのか?というと、決してそんなことはなく、そこは濃淡はあると思います。
細かく見ていけばJACが不得意な分野もあれば、リクルートが深く食い込んでいる業界や企業もあり、逆もあると思います。
これは実際に登録して案件を並べてもらって初めて分かることです。
なので、JACやビズリーチに登録する一方で、できれば後悔の無いように漏れのないようにリクルートエージェントもぜひ担当に会ってみることをおすすめします。
ちなみに、転職情報サービスのリクナビNEXTとはサービスが横断しているので、どちらに登録しても両方のメリットを享受することは可能です。
4.パソナキャリア
リクルートもガリバーですが、パソナも日本の人材サービスを切り開いてきた企業のリーダーと言ってもよいと思います。
仮にリクルートとパソナの両方の転職エージェントに登録すれば、日本の主だった企業の求人情報はほとんどカバーできていると考えてよいでしょう。
ただし、エグゼクティブや管理職、ハイスペックな人材に対してはパソナも丁寧に特化したサービスができる体制を備えています。
良質ともに備えたパソナキャリアなら、リクルートとは違った対応がえられると思います。
5.iX転職(アイエックス転職)
iX転職(アイエックス転職)はDODAでおなじみのパーソルグループのハイクラス向け転職支援サービスです。
転職エージェント、というとちょっと仲介役みたいな軽めの印象がありますが、iX転職(アイエックス転職)は転職エージェントというより個人の【ヘッドハンター】が動いてがっつり、という感じです。
熟練のヘッドハンターがあなたを狙ってスカウトしてきます。
そしてがっつり求人元と交渉し、高待遇を勝ち取ります。
ヘッドハンター側の利益をあなたのメリットが合致すると、非常に良い結果を導きそうですね。
40代や50代のような管理職向き、というより一騎当千のミドルに向いたサービスかも知れません。
「iX転職(アイエックス転職)」の詳細
→ https://ix-tenshoku.jp/
6.ミドルの転職(エンの転職サイト)
エン・ジャパンの働き盛りのミドルに特化した転職サイト「ミドルの転職」です。
エン・ジャパンの転職支援サービスとしてはエン転職があります。
が、働く盛りの20代後半から40代ぐらいのハイクラス・・・というより現場でガツガツ働けるハイスペック人材のための転職サイトも用意されているわけです。
当然、その中でスカウトされる機能もありますので、自身のスペックをしっかり登録して、そのスカウトを持つようにするとよいでしょう。
ミドルの転職(エンの転職サイト)の詳細
→ https://mid-tenshoku.com/
7.KOTORA(コトラ)
金融・IT・コンサル・製造業関連を中心としたハイクラス・ハイスペックな人材の転職支援に強みを持つ株式会社コトラの運営する「KOTORA」です。
正直、あまり耳にすることのない会社名ですが、日経ヒューマンリソースエージェントアワードが毎年実施している人材紹介サービスの表彰制度で、2015年から2018年まで4年連続で企業特別賞を受賞している会社です。
企業特別賞とは、参画エージェントおよそ230社のうち、転職支援決定人数および会員の投票・評価の双方で最も高評価となった企業に贈られるもの、とのこと。
KOTORAの実績は他のサービスに負けず劣らず、です。
コンサルサービスへの窓口も興味のあるところですね。
ただし、コトラの拠点は東京のみ。
したがって取り扱う案件も首都圏中心なので、そこはご注意下さい。
KOTORAの詳細
→ https://www.kotora.jp/
8.ランスタッド
ランスタッド(randstad)とは、1960年にオランダで設立された世界最大級の転職エージェントです。
海外志向と語学力に自身のある人材なら、ぜひ一度は外資系企業で働いてみたいという思いがあるのではないでしょうか。
ただし、日本法人としては、法人企業1万社以上との実績があり、大都市圏には拠点もあって、普通に日本人スタッフが対応します。
特にグローバルに展開するメーカーが目立ちます。
いろんなご縁を得たい場合には、ぜひランスタッド(randstad)の担当と面談してみることをおすすめします。
ランスタッド(randstad)の詳細
→ https://www.randstad.co.jp/
9.レバテックエキスパート
レバテックグループはIT分野専門の転職や就業の支援サービスを行っている会社です。
アルバイト、派遣やハイクラスまでITやクリエイター系で幅広く人材サービスを行っていますが、その中でハイクラス人材、ハイスペック人材を担当しているのがこの「レバテックエキスパート」です。
年収800万以上を目指すエンジニア・クリエイター専門の転職サービスです。
レバテックエキスパートの魅力としては、単に求人情報を受けるだけでなく、「こんなハイクラス人材がいるので、こんなポジションを用意してはいかが?」というような提案力や交渉力を持っている人材サービスです。
型にはまらないスペックを持っているハイクラス人材なら、この【オーダーメイド】ぶりは魅力的じゃないですか!?
リクルートやパソナから比較すると、比較的新しい企業ではありますが、それでもこの激しい業界においてすでに10年以上の支援実績があり保有求人数も大手と負けないくらいとのこと。
IT系やエンジニアでハイスペック求人を探すなら、レバテックエキスパートにも相談してみては?
「レバテックエキスパート」の詳細
→ https://career.levtech.jp/expert/
10.STRATEGY:BOOTCAMP
元外資系戦略コンサルティングファーム出身者の社長やスタッフがが提供する株式会社Resolve&Capitalの転職支援サービス「STRATEGY:BOOTCAMP」です。
正確には、人材紹介サービスそのものというより、コンサル業界向けの塾です。有料講座を受けて、その結果としてコンサル業界への転職を人材紹介サービスとして支援する、という流れになります。
コンサル業界のスピード感は仕事の進め方は、どんなにハイスペックな人材でも、どのようなものかは理解が必要ですし、慣れも必要です。
「STRATEGY:BOOTCAMP」を受講し、コンサル業界の講師陣と対話を重ねることで、自分に本当に合った転職について考えを固めていくというよいステップになるといえるでしょう。
ただし、受講料はそれなりの額になります。
やはり覚悟を持って受講する必要がありますね。
「STRATEGY:BOOTCAMP」の詳細
→ https://www.resolve-and-capital.com/school
11.Samurai Job
「Samurai Job」もあまり目にすることのないサービス名ですが、実は上で紹介しているJAC、株式会社 ジェイ エイ シーリクルートメントと、グローバル企業、ムーンコミュニケーションズ・エンタープライゼス合同会社との共同運営サービスとなっています。
もともとJACが外資や海外事業向けに強いところに、更にグローバルで事業展開する外資系サービスが合体することで、より強力な転職支援を行っていこうという事業モデルです。
海外志向がはっきりしているのなら、JACと言わず、最初から「Samurai Job」に登録する、という流れもありますね。
JACの強力な体制はそのままメリットとして享受できます。
海外転職志向の人にとっては、きっと強力なサポートが期待できると思います。
「Samurai Job」の詳細
→ https://www.samuraijob.com/
ということで、いろんな転職エージェントやヘッドハンター型サイトが選べますね。
でも、転職エージェントは登録するとすぐに反応があり、場合によってはメールや直接電話がかかってくる可能性もあります。
最初に「すぐに転職しない」と意思表示すればいいだけの話ですが、それでもちょっと焦りますよね。
まだ現職が楽しく、すぐに転職する気になれない・・・という気分の時期もあると思います。
そんな時には、比較的受け身でも居られるビズリーチへの登録から始めるのがいいかも、です。
というのは、普通の転職情報サイトのようにwebの範囲で求人情報を閲覧することができます。
求人案件を眺めて
「ああ、こういう求人があるのだな」
「求められるスペックはこんな感じなんだ」
と心理的準備が始められます。
たぶん「オッ!?」と驚くような求人案件が目に飛び込んでくるかもしれません。
それが【合図】かもしれませんよ。
ちなみに、ビズリーチの本質的魅力は非公開案件を抱えたヘッドハンターたちですよ。
【エグゼクティブ転職】ハイクラス人材の転職活動では何社の転職エージェントに登録すればいい?
ヘッドハンターであれば
「あなただったら、あの企業の管理職として推薦しますよ!
今、とくに人がほしいとの依頼は来ていませんが、あなただったらポストを用意するように提案してきますよ」
みたいな、提案してもらうようにしましょう。
日本人は控えめで「そんな、偉そうな」みたいに思って、遠慮をしてしまうと思いますが、せっかくあなた自身が積み上げてきたキャリアなのですから、そのキャリアをもっと多くの人のために使ってやって下さい。
ハイスペックな人材を担当する転職エージェントやヘッドハンターは、もう見ているところが違います。
中堅どころの転職は、転職エージェントの担当者は、現場の人事担当から、具体的なスペック像や人物像などをもらって、それに合致しそうな転職希望者に一律にメールで知らせるのでしょうけど、ハイスペックの人材は、ほんとうに丁寧に扱われることがあります。
もう人事担当レベルではなく、求人元の役員などが動くような場合も出てきます。
“三顧之礼”で迎えるというようなことになっていきます。
ハイスペックと自認しているのであれば、転職エージェントやヘッドハンターも選ぶべきです。
そしてどうどうと要求をしていきましょう。
(もちろん、転職後のプレッシャーはすごいですが、ハイスペックなあなたなら、ここらへんはよくわかっているでしょうw)
さて、そのハイスペック人材担当の転職エージェントやヘッドハンターたちと接点を持つことから始めなければならないですね。
まずは大手どころであれば、どこでもハイスペック担当のキャリアコンサルタントは待機しています。
そして中堅どころの人材とは異なった扱いをしてくれるでしょう。
【まとめ】エグゼクティブ、管理職、ハイクラス人材が転職するなら
おすすめの転職エージェント、人材紹介の会社としては、まずは老舗のJACRecruitment(ジェイエイシーリクルートメント)、もうおなじみのリクルートエージェント、パーソルのDODA(デューダ)やパソナなどもおすすめです。
窓口はネットで大丈夫です。
スペックを見れば、すぐにそれなりの担当がつくと思います。
なお、もうひとつ。
人材紹介サービスではありませんがビズリーチのような会員制の転職マッチングサイト(正確な表現か不安ですが)もおすすめです。
ここは自分の情報を登録することで、求人元からのスカウトが直接来ることもありますし、フリーや中小のヘッドハンター達が自分の顧客企業へ推薦したくて連絡をしてくるようになっています。
ここは社長の南さん自身が超ハイスペックな人材でいらっしゃるので、よくハイスペックな企業人たちの気持ちもわかっているでしょう。
以下、当サイトでも主な人材紹介会社をリストアップしてありますので、参考までにみてみて下さい。